サヨク的だったり、ウヨク的だったりしつつ。

高校や大学出たての女性、首尾よく就職できたとしても、せいぜい手取りは20万?そんないかないのかな?なにしろそんなもんでしょう。
しかも、昨今は激烈なる就職難だそうで、男女雇用機会均等法が施行されて久しいにも関わらず、なぜかことに女子の就職率…就職内定ゲット率がトンでもなく低いみたいです。
そんなこんなで、いまどきの若い娘は慢性的金欠なはず。金なんて無いに決まってます。


親と同居してたらまぁまだマシでしょうが、これが地方出身者だったりすると、これはホントにキツイはずです。
都内に住んじゃったら、ワンル-ムでもまぁ7万以上、これに食費etcを加えたら、遊興費等はそうそう簡単に捻出出来るもんじゃありません。
しかしながら…そんな具合でおそらく成人以上の全世代中で最も金欠であろう彼女たちであるにも関わらず、そんな彼女らを主ターゲットに設定した商品etcがあまりにも多いような気がします。
例えばちょっとコンビニでも行けば、入り口そばにはブランド品だとか旅行だとかの雑誌が、アホみたいに多種並んでます。
またテレビでも付ければ、そんな関係のCMや番組がイヤでも目に入ってきます。
どこそこ行くときは、こんなアクセサリーを付けろだとか、こんな服着ていかなきゃダメだ、ダサい、などなど。
そして、なんだか芸能人がその通りのカッコして出てたりする。
“ワタシみたいにオシャレになりたくない?”
と、これは無言の脅迫ですよ。
冷静に&客観的に見ると、その誘惑のスサマじさはある意味暴力的にも感じられます。
これじゃですね、こんな環境の中に、フンベツもつききれて無い娘を投げ込んだら、そりゃ横道にそれたりもしますよ。
マトモに働いてるだけじゃ、「各メーカーや媒体の設定した標準」に到達できないんですから。
特にキャリアも無く、手に職も無い娘が、そういった誘惑に抗しきれなくなっちゃったら、中には割り切って売春に走る娘がいたって不思議は無いですよ。近年はそういう相手探しも10年前あたりと比べてとてつもなく簡単に、且つ気持ちよく…プライドが傷つかないままに履行できるようになってますからね。
端末をある程度使いこなせれば、誰でも売買春できる・・・しかも、そのプロセスは巧妙にプライドを傷つけないような仕組みになってる・・・いや、スゴい国ですよ我が国は。
また、ちょっとした盛り場を1人でブラついてりゃ、いくらでも「スカウトマン」に出会えます。
彼らは商売ですから、「誘惑に抗しきれなくなっちゃった娘」をカキ集めるのくらい簡単な所業です。
そういう娘ら、そりゃAVにも出るでしょう。ソープにも行くでしょう。
ほんのちょっとだけ割り切ってしまえば、、「各メーカーや媒体の設定した標準」に到達できるんですから。
そういう娘らを、なんか非常にキレイ事な世界で、安直に批判したり否定するヤツが多いですが、いやいや、誰がそんな彼女らを批判出来るでしょうか。
金なんか持ってるわけないの分かってて、にも関わらず、そのフンベツの無さに付け込んで暴力的な誘惑してくるヤツ。
「安直に批判したり否定するヤツ」ってのもこの種の人たちだったりするのですが、一番悪いのはこういうヤツらですね。
弱いものイジメってのはこのことです。
他人の…彼女らの欲望を無責任にあおるだけあおって、その末に彼女らがどうなるかくらい分かりそうなもんです。
いや、分かっててやってんですねきっと。あれだけ的確に彼女らの欲望をあおれる程のマーケティング能力があって、その末の事がわからないはず無いですからね。
彼らは決まって、彼女らにフンベツが無いのが悪い、みたいな説を唱えがちですが、これもオカシな話です。
有形無形のアプローチでもって、現という時代はそういうフンベツなど無用の時代ですよ!と言って廻ったのはほかならぬそんな彼らですから。
今回は特に若い女性に関して書きましたが、レベルの違いこそあれ、どの世代層もそういう波の中に入ってる・入れられてることは間違いないです。
かくして、少しづつ日本という国はダメになっていくのかも知れません。

「サヨク的だったり、ウヨク的だったりしつつ。」への1件のフィードバック

  1. サマーズの大竹と付き合っている中村仁美。
    アレも意外と地味なのかもしれませんね。
    ユニクロデートで締めは焼肉屋でしたからね。
    週刊誌より

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