嗤うべからず。

http://togetter.com/li/540177

これね。この「まとめ」。

申し訳ない。おっちゃんは謝ります。つい笑ってしまいました。想像力の欠如です。すいません。

昔、あまり性質の良くないサイトで知り合った方に聞いたのですが、東北の中高生で、都会に憧れて家出するような子は、まず仙台を目指すんだそうです。

本来なら東京を目指すべきところかとも思うのですが、いくら都会に憧れてるからっていっても、地方の子にとって東京は敷居が高すぎる、精神的に仙台が限界だ、と。

(余談ですがこの話を聞いたとき、そういや仙台で一人旅した時、駅前の電話ボックスに大荷物持った女の子たちがいたなぁ、なんてことを思い出しま
した。雪が降ってたので旅先での雨宿りならぬ「雪宿り」かなぁ、なんて思ってたのですが、あれはきっとそうだったんだろうな、なんて。もう10年以上前の
話ですが)

事程左様に、東北に限らず地方の中高生にとって東京とは、生まれながらに東京人であるオレなんかには想像できないくらい敷居の高い所なんと思う。

10歳台の彼ら彼女らにとって、東京ってそれはそれはおっかないところなんだろうな、と思うわけです。

故に、田舎からはるばる日帰りでコンサート観に上京した10歳台の女の子にとって、当日になって突然に”コンサートは明日にします”なんて言われちゃうのは、もうトンでもない恐怖につながることだったのかもな、などとも。

日帰りのつもりだったから宿なんかも取って無いし、そもそも故郷にいたら、宿を取る、なんて経験もなかったろうしねぇ。

“東京は怖いとこだってイメージがある、でも日帰りのつもりだったから、そこんとこはさほど意識せずに上京したのに・・・!”

“この恐ろしい大都会で、私(たち)、いったいどうすればいいの!?どうなっちゃうの!?ウヒー!”


・・・ってなってしまっても、それはある程度仕方ないことなのかもしれないな、と思い直してる次第であります。

ということで、この「まとめ」、あまりに荒唐無稽な内容でちょっと笑ってしまったのですが、考えたら笑っちゃうのは失礼というか可哀想かも、と思っています。

そして同時に、地方在住の彼ら彼女らにとって、ある面において「東京」がどういう存在であるのか、よくわかりました。

即ち、

・渋谷、原宿、新宿、池袋の西口と北口は怖いところである

・その「怖いところ」に行くと、服を切られたり、抱きつかれたり、車に連れ込まれたりされてしまう

・さらに、車を使って(さらわれて)レイプされたりすることがある

・おまわりさんも信用できない

・でもいざとなっったら警察署に行けばどうにかなるかも

・50歳台のアブナいオッサンが跋扈している

・・・と、こういう種類の恐怖が、彼ら彼女らの、ネガティブな面における対「東京」イメージなんだですねきっと。

東京って、彼ら彼女らにとって、場合によってはこういう「魔境」イメージなんだな、と思う次第です。それは東京人であるオレなどには想像もつかないことですが、思うにそれはそうなんだろう、と。

まぁみんながみんなじゃ無いでしょうけども、少なくともアイドルのファンとして、コンサートのためにエンヤコラと上京しちゃうような、ある意味ピュアな10歳台の子にとって、東京はこういう種類の「恐ろしい都会」なんでしょうねきっと。

・・・しかし、オレなんかからしたら、地方の方がよっぽどおっかないけどなぁ。

人気のない通りなんかに出ると、ここでなにかあっても助けは来ないだろうな、大声出したって人がいねぇんだもんな、などと考えちゃうときがありますよ。

っていうかね、オレは結構日本中いろいろ行ってるほうで、例えば那覇、また例えば仙台、札幌、大阪、名古屋、神戸・・・このあたりは結構くまなく裏筋まで廻ったものですが、オレん家の周辺よりよっぽど都会でした。

件の彼ら彼女らも、次回の上京時は臆せずあれこれ観て欲しいものです。そんなにおっかないところばかりじゃ無いはずなので。

亀田を擁護したいと思う。

改めてネットを徘徊するに、なんか亀田がやたら叩かれてるので、あえてちょっと擁護してあげようと思う。

まず、対戦相手の質が云々ってポイントですが、これはまぁ確かに高くは無いです。対戦相手選びの巧みさは称賛に値するものです。
でもそもそもプロボクシングの世界戦というのは、基本的に対戦相手の選択権は王者側にあるのです。それどころか試合開催国・会場、さらにレフェリー・ジャッジも王者側に選定の権利があります。
こんな非常識なことがまかり通ってるプロスポーツ業界などボクシングぐらいでしょう。つまり、亀田を対戦相手云々で叩くのであれば、プロボクシング業界を叩くべし、です。

また、確かに亀田の防衛戦の相手は微妙なメンツばかりですが、こういうことやってえるのが亀田だけかっていえば決してそんなことは無く、有名なところではモハメド・アリ。彼がベトナム兵役拒否のペナルティが切れて世界王座にカムバックした後の8度の防衛戦の相手など、昨今の亀田以下です。マジでどっかの酒場の用心棒を無理やり連れてきてやらせたりしてる感じでした。みんながみんなじゃないけども、そりゃもうヒドい相手ばかりだった。
要するに、亀田的な事柄ってのは、プロボクシング界には極めてありがちなことなのですよ。アリでさえそういう傾向があるくらいですから。

それにしても、亀田陣営の対戦相手選びは見事!です。決してハードパンチャーでなく、さほどフットワークが無く、少しだけ打たれ弱さがあって、あまり連打の出来ない相手。全部このフルイに引っかかった相手ばかりです。こういうのをよく見つけてくるなぁ、と思います。一戦や二戦じゃないから、こりゃタイヘンな仕事ですよマジで。

そして、戦いっぷりがつまらない、みたいな話ですが、それは彼のファイトスタイルなんだからしょうがない。殊更パンチ力があるわけでもなく、といって巧妙な連打ができるわけでもなく、さらに秀でたディフェンス力も持ち合わせないわけなので、勝つためにはああいうスタイルにせざるを得ないです。で、それは非難されるべきことじゃありません。
オレはもう30年以上プロボクシングを観てますが、亀田なんかマシな方です。今までも、オマエ(ら)はいったいなんなんだ???っていう世界戦、王者、挑戦者はいっっっぱいいました。イラリオ・サパタに手も足も出ず完封された友利正とか、亀田と同じバンタム級で、六車卓也と世界王座決定戦をやったアサエル・モランとか、TV解説者に「こりゃダメですね」とハッキリ言われたVS.ガメス戦の横沢健二とかね。オレが実際観た分だけでも枚挙に暇がありません。
(ちなみにこのガメスvs.横沢戦はホントにヒドい試合で、この試合でコリたフジテレビは以降30年近くボクシング中継を打ち切ってた、という。そういや上に挙げた3試合は全部フジテレビだったな)
こういうのに比べたら、亀田は一応勝ってるので、叩いたら可哀相です。

ああ、あと、判定がおかしい、亀田が負けてたんじゃないか?なんて話が試合のたびに出てきますが、これはまぁハッキリ言っておかしい時もありました。その最たるものが2009年の内藤大助戦で、これは亀田の4~6ポイント勝ちでしたが、これはムチャクチャでした。近代ボクシングの採点基準に照らせば明らかに内藤の勝ちです。試合後の「勝者、亀田!」ってコールを聞いて、オレはズッコけました。おいおい、って。
・・・でも、この試合以外は、得点差はともかく、いずれも亀田の勝ちでOKな感じですよ。そういう戦い方をしてましたからね。即ち、あわよくばKOも狙うけど、基本線としては小差判定勝ち狙い、という。

最後に、こんだけ業界内外から叩かれまくってるにも関わらず、亀田は腐らずちゃんと練習をこなしている。じゃなきゃあの体は保てません。これは称賛すべきことですよ。
普通イヤんなっちゃうよ、こんなボロカス言われたら。

大阪というか関西ネタ。

関西ネタです。
去年は2度ほど大阪というか関西に行きました。
告白すると大阪というか関西では、現地カメラマンと喧嘩したりホテルを断られたりなどロクな目にあってなかったのですが、昨年はほぼ良い思いしかしませんでした。なので認識を改めまして、今では「好きな街」のベスト5に入る勢いです。大阪というか関西はイイなぁ。もういっかい行きたいなぁ、なんて。

こないだ某GCMでも喋りましたが、殊更通天閣の周辺がイイ感じです。

そういえば大昔に某有名演歌歌手のPVの撮影でこのあたりに行ったのですが、先んじてロケハンした場所が軒並みマネージャー氏etcに却下されたりしたものです。
良かれと思って早めに現場入りして、それっぽい場所をリストアップして廻ったのですが、
“こんなところで撮影なんて、ウチのタレントをなんだと思ってるの?”
“まぁ東京の人にはわからないよね”
なんて言われて。

どんだけ危険な地域なんだよ!とか思ったのですが、昨年行ったときはさしてそんな感じもしませんでした、むしろ非常に魅力的というか、刺激的な街でした。オレん家の近所の方がよっぽど危険な雰囲気ですよハッキリ言って。
その数年後、天王寺の駅そばに宿を取ってロケetcしたこともありましたが、あのあたりの方がよっぽどイヤな感じだったな。

そういや某制作会社のカメラマン氏が西明石とかいう街の出身だそうなんですが、
“ああ、いいところですよ、安藤さん向きなんじゃないスかね”
なんて言われたことがあった。どういう意味かは不明。
でも西明石駅前の商店街は、目をつぶって通りにポンと置かれたら、江東区・墨田区の商店街と見分けがつかないね。ほぼ同じ雰囲気

ところでこの通天閣のあたりは、なんか「串カツ」なるものが名物なようで、前回は試みに入ってみました。名物に美味いもの無しといいますが、なんのなんの、非常に美味かったです。
でも、この手の名物にありがちな、値段の高さ、ね。これがネックだなぁ、と。
こういう街にこの値段はそぐわない=思うに環境客向け価格設定なんだろうな、と思う。そこいくと沖縄だと、どこで食ってもゴーヤーちゃんぷるーはたいてい安価です。ときどき妙な値段のとこもあるようですが。

昨年の関西ロケは尼崎なるところに宿を取っての、神戸の某工場での撮影だったのですが、あのあたりは建物も道路も非常にキレイに整備されてて、清潔感たっぷりなんですね。
現地のクライアント様にそんな話をしましたら、”ええ・・・地震でね、いったんなんにもなくなっちゃいましたからね・・・”と。
考えてみると東京在住者であるオレとしては、先だっての東日本大震災より、阪神大震災にあまり実感がありません。でも、かつて間違いなくドエライことがこのあたりで起こったんだよな、と改めて思った。