ノアだけはガチ。

この程、当サイトに新たな「ユーザー」が登録されました。
要するに、なんかしら書く人間が1名増えるという次第です。
どっちかというと当サイト管理人は最近更新が滞り勝ちだったりしますが、今後は時々昨日みないな記事が突然書き込まれたりすることと思われます。多分。
ゼンゼン関係ありませんが、来年1月の4日、新日本プロレスが東京ドームで興行するんだそうです。
当サイト管理人は微妙にプロレスファンでもあるので、この興行がコケにコケまくって、ただでさえ低迷気味なこの業界にトドメを刺すような事にならなきゃいいなぁ、と切に思うのであります。


切に思うものの、なんかコケそうな感じがします。
ちなみに今年(2006年)のいわゆる1.4ドーム興行は、強烈にコケたようです。
カードそのものは今年の同日のものよりも魅力的ではありますが、ドームでコケないレベルかというと、なんちゅうか、非常に心もとない、というのが率直な印象です。
新日本プロレスという団体があって、かたや「プロレスリング・ノア」という団体もあります。
ここは昨年(2005年)にやはり東京ドーム興行を行っておりまして、こちらはコケるどころか大盛況、大入り満員だった由。
カードからして、三沢vs川田、小橋vs健介、さらにGHCタイトル戦に、天龍vs小川の師弟対決、と、これでもか!とばかり魅力的な=サイドストーリーの充実したカードが盛り沢山でした。
逆にいうと、これくらい「盛り沢山」にしないと、ドームという大箱は埋まらないってわけなんでしょうが、2007年1月4日新日ドーム興行はその辺を踏まえてどーなのか・・・ああ、これはやっぱしコケちゃうかなぁ、ダメっぽいなぁ、と思わざるを得ないのでありますよ。
土曜の深夜に、この新日の試合中継が放送されています(@東京)。
今まで何度もここに書いてますように当サイト管理人はメッタなことがなければTVを見ないのですが、不思議に今年は2回もこの新日中継を観る機会がありました。
もうなんの試合だったかも朧げなのですが、ひとつだけ覚えてるのは、ブロック・レスナーvs曙太郎の一戦でした。
ありていに言ってしまうと・・・当サイト管理人は最初に会場に観にいったプロレスの試合がH・レイスvsG・馬場だったりするくらいで、それなりにプロレス観戦者としてのキャリアがあたりするのですが、これほど面白くもなんともない・また会場も盛り上がってない試合を見たのは初めてでした。
レスナーは米WWE時代からハッキリ言ってそれほど面白い試合構成の出来るレスラーでは無かったし、曙は控え室から花道を通ってリングインした時点でゼイゼイ息切れしまくり、みたいなありさまなので、試合内容について期待が出来得ないのは自明なのですが、なにがヒドかったかって、客の静まりっぷり。
それも道理で、なにしろお客さんがガラガラ、ゼンゼン入ってないんだもんね。
当時レスナーは、元WWEのスーパースターってことで、鳴り物入りで新日参戦、極めて当たり前に新日の至宝であるIWGPタイトルを奪取していました。
曙の方は、K-1ではもはやクソ以下の試合を繰り返してはいましたが、なにしろ元横綱であり、またプロレス参戦後主戦場としていた全日本プロレスにおいてはそれなりの評価をされてたりしてました。
そんなわけで、この両者の対決っていうのは、新日本プロレス的には、かなり「切り札」なカードだったと思うんですよ。
だから、もうちょっと盛り上がっても良さそうなもんだよな、と思ったんですけどね。
でも、ダメなのね。盛り上がらない。
このカードを持ってしてもダメなのか新日は、って感じでしたね。
ちなみにこの興行は両国国技館で行われたのですが、このカードで、両国という箱、で、この客入りってんじゃ、こりゃかつては恒例であった正月のドーム興行なんぞ夢のまた夢だな、と思ったです。
実際、現在新日本プロレスの社長であるサイモン・ケリー猪木は、この試合の前後に「もうしばらくドームではやんないよ」宣言をしてまして、その判断の賢明さをワタシなんぞはちょっとだけ評価してたりしたんですが、その言葉もいつのまにか「無かったこと」になったみたいで、この程のドーム興行開催宣言。なんだか書きながらハラ立ってきましたが、こういう風にすぐ色んな事を「無かったこと」にしちゃうから親日はダメなんだよな、と思いつつ、もうこうなったらドーム興行のコケっぷりを生暖かく見つめることにしよう、と、半ば諦念しつつワタシは心に決めたのでした。
ハラ立ってきたのついでに書いちゃいますが、いわゆるプロレス専門誌をチラチラ見ますと、なんか最近やたらと新日を持ち上げてる感じがするんですが、これは一体なんなんでしょうか???
「上昇気流」とか、「業界の盟主」とか・・・TVで見たり、試合結果に載ってる観客数を見ると、とてもじゃないけどそんなこと言える状況じゃ無いように思えるんですが、どーなっちゃってんでしょうか?
「上昇気流」って・・・レスナーvs曙戦の頃よりは多少興行成績は上向きなのかもしれませんが、「上昇気流」って言える程の上昇レベルじゃ無いと思うんだけどなぁ。
っていうか、なんかかなり無理して新日記事をモノしてるって雰囲気がありありと感じられてしまいます。
なんだこれは?いわゆる癒○ってやつなんでしょうか?
世の中的には、A・猪木の知名度もあり、新日本プロレスっていう名前自体の知名度はまだまだ強いです。
だから、新日がオカシなことやったりすると、「プロレス」自体の評価に影響が出ちゃうんですよ。
ハッキリ言ってオカシなことやってる・どうやらホントにダメっぽいのは新日だけなんですけどね。
でも世間は、プロレス自体がダメなんだと思っちゃうんです。
だから、ホントに新日にはガンバってもらわなきゃいけない。
他の団体に迷惑をかけないように自重して頂きたい、と。
 
 
 
でまぁ結論としては、ノアだけはガチ。