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「将棋電王戦」雑感。

精鋭プロ棋士と「コンピューター将棋ソフト」が対戦する「将棋電王戦」。昨日「第4回電王戦」の第4局が行われましてプロ棋士・村山慈明七段が敗北、都合2勝2敗で第5局=最終局で雌雄が決せられる、というドラマチックな展開と相成りました。
第5局で阿久津主税八段が勝てば3勝2敗でプロ棋士側の勝ち越し、負ければCOM側の勝ち越し、となります。
 
以下はこの「電王戦」に関する雑感です。
 
数年前からあちこちで書いてるのですが、「人間」と「COM」が対局するに当たり、そもそも「人間」vs.「人間」の際のルールが適応されるというということに意味があるのだろうか、という疑問があります。非公式戦ですので特段に意味がなければならない理由も無いのですが。
コンピューターはあくまでもコンピューターであって、人間では無い。記憶や解析のシステム、引いては流れる時間そのものが人間のそれとは異質別質なものです。そういうものとの対局において、勝った負けたで一喜一憂することにどれほどの意味があるのか、と思うわけです。もうそういう段階でも無かろう、と。
 
っていうかですね、そもそも対人ルールで「コンピューター」と対戦して、人間が勝てるわけねーだろ!というのが私的な意見です。
そうでなきゃおかしい。またそうでなかったら、現状のコンピューター技術は少なくとも「将棋」の世界においてはまだまだ使い物にならないレベルだということになってしまう、と思うのです。
人力では取り扱えないほど重いものを運びたいからダンプだユンボだフォークリフトだ、と発明され、いちいち暗算やソロバン使ってる場合じゃないからってことで電卓が生まれ、我が業界に関することで言えば、コマごとにカッターで切ってスプライシングテープでつないで貼ったりしてたんじゃ速報性etcに対応できないからノンリニア編集システムが出来たりしてるわけで、それらには前提として「人間がやるより優秀である」必要がある(あった)わけです。人間がやるより効率的、高クオリティであることを求めて、人は「ツール」を使うわけですから。
 
「コンピューター将棋ソフト」も然りで、対人ルールだったら当たり前のようにCOMの方にに勝ってもらわなきゃいけません。
でなきゃ意味が無い。存在する意義がありません。
 
そういう意味で、第2回電王戦の第5局、将棋ソフト「GPS将棋」を東京大学にある600台超のPCを連結させた状態で稼働させ、当時A級バリバリだった三浦八段(当時)と対局させたあの1局、これが「コンピューター将棋ソフト」が人間にとって使い物になるレベルのツールであるかどうかの貴重且つ有意義な試金石だったわけですね。
果して「GPS将棋」は三浦先生に勝利し、ここに「コンピューター将棋ソフト」は人間にとって有益なツールである、ということの証明としての貴重な一歩が記されたわけです。
「対人ルールで「コンピューター」と対戦して、人間が勝てるわけねーだろ!」という、極めて当たり前な図式が公に成り立った瞬間であった、と。
同時にこのことは、人間vs.COMにおいて、「勝った負けたで一喜一憂する」ことが無意味になった瞬間でもあった、と思う次第です。
 
さらに同時に、「コンピューター将棋ソフト」、引いてはゲームプログラミング、また「人工知能」といった関連付け可能な分野において、このことは貴重な「スタートライン」だったのかもしれません。
もはや「勝った負けたで一喜一憂」してる場合ではありません。「人間」vs.「人間」の際のルールが適応される状況下で人間が負けるのは当たり前。そうでなきゃ困るのです。
あの1局を境に、私たちはそういうところから脱却し、次の人間とCOMとの共存共栄の為の一歩を踏み出すべき段階に入った、と言えるかと思います。
 
さて、この「将棋電王戦」には、恐らく多くは興業的な都合によって「人類vs.コンピューター」という極めて単純明快な対立構図が設定されています。
「vs.」という分かりやすい構図が無いと、なかなか広い層への訴求は難しいですからね。これは仕方の無い(!)ところでしょうか。
 
対人ルールを適用するとコンピューター将棋ソフトがほぼ勝つ、というのは、前述のGPS将棋で明示された事柄なわけですが、やはり前述の通りここをスタートラインとすると、必要なことは「継続」ということになるかと思います。
 
継続させるにはぶっちゃけた話「カネ」が要るわけで、「カネ」をかけなきゃ双方の発展も難しい・・・・・・ということで、単純な対立構図を保持したまま「コンピューター将棋ソフト」と人間の双方に有益な形で「継続」させるというのは非常に難しいことだと思うのですが、その辺り、この電王戦関連は非常にスピンオフ企画が面白いです。
既存の対人ルールから離れ、では持ち時間を図抜けて超時間にしてみたらどうなんだろうか、とか、人間と「コンピューター将棋ソフト」、純粋な棋力ではどのような優劣、差異が出るんだろうか、と、面白い&非常に有意義に思える企画が多く実現しています。
 
逆に言うと、既存の対人ルールでの単純な「人間vs.コンピューター将棋ソフト」という図式には、もはやポジティブな意味は無いと思えます。
そういう意味で・・・・・・開催中の第5回電王戦は「final」と銘打たれておりますが、賢明だな、と思う次第です。

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浜の真砂が尽きても世間話のネタはつきない。

ご近所にある、お世話になってる神社さまがこの連休にお祭りですので、今日はチョイと早起きしまして、やはり近所の酒屋さんにおサケを買いに行きました。
まずそこで、酒屋のオッチャンオバチャンとしばし世間話。
 
おサケ購入後、そのまま神社さんにお納めに行きまして、そこでしばし宮司さんと世間話。
 
そのあと、先日納品した動画の使われっぷりを確認しにビッグサイトまで行ってきました。
そこで、クライアント諸氏及び代理店氏と、ここではちょっとだけ世間話。
 
で、帰社したときには既に夕方でした。
 
振り返るに、今日は一日世間話ばかりしてた気がします。浜の真砂が尽きても世間話のネタはつきないのです。
 
酒屋のオッチャンと、この辺りはゼロメートル地帯どころかマイナス3メートルだから、川の氾濫なんかあるとタイヘンなんだよな、なんて話をちょうどしてたところでした。その数時間後に記録的豪雨に遭うとは夢にも思わなんだ。
 
宮司さんは山形出身だそうなのですが、戦後山形の空港がGHQ?に接収され、その結果「青い三角の帽子をかぶった米兵」+日本人女性のカップルがそこかしこに溢れ、その後をついていくとガムやらチョコレートやらをもらえた、とのこと。
「ギブミーチョコレート」の話を実体験として聞く、という、貴重な体験をしたのでした。
 
今回納品した動画は、企業展示会における企業ブースのひとつで定時に行われるプレゼンテーション時に用いられるもので、オレが収めたのはBGM&SE付きの動画で、いわゆるプレゼンテーションNaはコンパニオンの方が現場で生でしゃべるのですが、クライアント氏から、このコンパニオン女史が去年と比べて上手いとかヘタとか、2編のプレゼンのうちどっちの集客がどうだとか、いろいろ伺いました。
代理店氏とは、企業展示会において代理店はどこからどこまでが仕事範疇かについて興味深いお話を伺いました。ちょっとだけ動画のダメ出しもされました。

ということで、一日中世間話に明け暮れた今日だったわけですが、特筆すべきは取り交わされた会話の中身の振り幅が広かった、ということですね。
 
ともすれば狭い狭い世界の中だけで完結できてしまう弊社の業界ですが、ゆめゆめそれで完結せず、幅広い視野を持たなければいけません。
ただでさえ、「ギョーカイ」なんていって、自分らの視野の狭さを露呈して憚らないヤカラの多い我が業界です。そういうイヤミで悪しき意味でのオタクに堕ちないように留意しなければいけません。なにより人として。

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披露宴。

それにつけても先日の披露宴は素晴らしいものでした。形而的なことだけ書いてしまうと、首相経験者やら現役大臣やら芸能人やらといった出席者、その数ザッと600人(推定)。その「首相経験者やら現役大臣やら」の皆さんもオレの見た限り殆ど中座された方はおられなかったように思います。ご祝儀の金額に悩んだのがバカバカしくなりました。いくら包んだところでオレが最低金額であろうことに疑問の余地が無いからです。
 
なんでまたオレなどがそんな場所にいたかについては、先だってにちょっと触れたように守秘義務の問題があるのであえて書かないですが、新郎氏と非常に微細な知己にありまして、要するにその縁に拠るところです。とにかく、まぁ、なにしろそういう場所におりまして、3時間半に及ぶ披露宴を「堪能」した次第です。
 
新郎氏はザックリなくくりでいうと「二世」というスタンスであられるわけでして、上記したようなそうそうたる列席者の方々も、確かにお父上の縁であるところもあろうかとは思います。
ただ、お父上の逝去後もこうして集われ、中座もせずに最後までおられたということは、そういう縁という財産を余さず保っておられる新郎氏の実力、そしてそのための努力のあらわれかと思います。実際氏はもはやその道において「二世」の冠無くとも通用する立場であられます。
 
以前も書きましたが氏は非常に頭のキレる方で、いろんなところの会合等でお会いするのですが、その際のちょっとした挨拶会話でもオレなどは常に緊張を余儀なくされます。それは当意即妙な切り替えし、なんていう浅薄なものではなく、常にいきなり本質に切り込んでこられるのです。オレよりいくらか年少でらっしゃる氏ですが、見習わなくてはいけないな、と。
 
FB等によると氏はこの披露宴の翌日から精力的にあちこち廻られたりなどされてる由。ちょうど、デカ目の「仕事」について各紙で報ぜられてました。そりゃ忙しかろうて、と。知力と体力、これを両面備えることは重要なことですね。
ちなみにオレは宴の翌日はグウタラしておりました。午前中に左足の爪を切って、午後に右足のを切りました、以上。
 
とにかく、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。

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モチについて。

モチ食いながらつらつら考えるに、どうやらスケジュールがエラいことになっているようです。こんなに有り難いことは無いので、ひとつひとつ誠実に、しっかりこなしていきたいと思います。

全く関係ありませんが、今年のモチは非常に美味い。って今年に限ったことじゃなかろうと思うのですが、いややっぱし今年のは美味い。そう思えます。思えちゃうんだから仕方が有りません。ああ、我が国日本は、米の国なんだなぁ!と改めて想いをかみしめつつ、醤油つけたりノリ巻いてる次第です。

これほどまでにモチを美味く食えるのには、その大きな要素に、昨年Amazonにて9800円で購入した石油スト―ブの存在があります。思うにモチというものは、オーブンレンジでチンしたり、ガスコンロで焼いたりするのは邪道です。本来は囲炉裏的なもので焼くのが本道なのかもしれませんが、囲炉裏のない我が家に置いては石油ストーブにくべるのが次善策かと思う次第です。

モチひとつで、ごはん茶碗一杯分のカロリーだかがある由。今日は打ち合わせより戻ったのがAM1時頃でしたが、ってことは帰宅以来オレは既に茶碗で5回「おかわり」をした勘定になります。深夜にこれだけイッキに食うとどうなるかというと、言うまでも無く満腹になります。ましてや今日は食事しつつの打ち合わせだったので、スタート時点で既におなかはイイ感じでした。

でも、とにかくモチは美味い。くどいようですが、ああ、我が国日本は、米の国なんだなぁ!と思う。

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老いた。

高校の頃にはまだ回転ずしは一般的じゃ無かったような気がするので、たぶん大学生時代だったと思うのですが、当時オレは「回転ずし」に対してある種のこだわりを持っておりました。

即ち、何はさておいても、まずは16皿食べる。
でもって、16皿完食した時点での体調で、そのあとどれだけ食べるか決める、というものです。

言い換えると、要するに16皿食ってからがホントの食い始め・スタートだった、とという感じです。
ああ、もう16皿食ったか。じゃあカウント開始するか、みたいな

さらにさらに言うと、まず16皿食わないと空腹にさえならない、と言った方が適切かもしれません。16皿食って初めて一般的な空腹状態になる、という。
なんで16皿なのかは、なんか理由があった気がするのですが覚えてません。なんかしらんけど16皿がとにかく基準だった。

これは余談ですが、あの当時のオレは思うに食欲異常というやつで、これは高校時代ですが部活のあとなんかにグラウンドそばの菓子店でまず1.5リットルのコーラをイッキ飲み、その後みんなでラーメン+餃子+チャーハン食べて、解散したあと同じ帰り方向のヤツらと一緒に牛丼屋行ったりしてました。
なんかハラへらね?とか言って。

こういう傾向は大学時代もほぼ同様で、朝メシ食って家を出て、1限終わったらコンビニでオニギリ食って、昼メシは学食でカレー食って、その日の授業が終わったら向かいのゲーセンの隣のラーメン屋でなんか食って、帰りに池袋でファーストフード系を食って、帰宅してから夕メシ食う、という。これがほぼ毎日だったからね。

・・・・・・それはともかく、こないだ久方ぶりにスシロー行ったんです。
気の向くままに皿を取って、食って、ああ食ったなぁ、ハラいっぱいだ、となったところで皿の数を数えてみたら、16皿だった。

なにが言いたいかというと、オレは老いた、衰えた、もう昔のように食えないのだ、ということです。
昔だったらここからが本番だったのになぁ、と目前の16皿を見ながらさびしくひとりごちるのでありましたとさ。

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雪。

都内は雪が降っております。久方ぶりの雪です。

思い出すに、オレが子供の頃は2年に一回くらいはこのレベルの雪が降ってたような気がします。下校時に雪の中で遊んだ記憶がありますが、その時誰と遊んで
たかを辿ると、中1、中3の時にこんな感じ・・・いやもしかしたらそれ以上の積雪があったように思います。人通りの少ない、貨物列車の線路沿い。オシッコ
で雪上に字を書いたりして。で、その上に友人を倒したりしてね。

そういえば、高校受験の日が今日みたいな雪だった気がする。エラい日にエラい雪だなぁ、とか思ってたっけ。前夜、ズボンのすそにセッセと防水スプレーなんかしたものです。

私的な印象としては、平成に入ったくらいからあんな「豪雪」(東京比)はほとんど無くなったように思います。それに比例してオレもあんまし雪・積
雪を喜べないようになりました。現に今も、ああ今晩は車出せないなぁ、それどころかヘタしたら2、3日キツいかもなぁ、スタッドレスにしときゃよかった
なぁ、などとばかり考えています。大人になるにつれて「雪」を喜べなくなる。でもってもはやそのことについてさえノスタルジーのカケラも感じなくなってる
オレがいます。

でも、今日なんかも、フッと一瞬、”ああ、早く雪だるま作らなきゃ”とか”まだ誰も通ってないからオレが一番乗りで足あとつけちゃおう!”とか考
えてしまったりします。ホンの一瞬だけですが、どうやらまだ滓のように稚気が残ってたりするらしいです。こういうのをナントカっていうんだよな、「モラト
リアム」だったっけか。まぁなんでもいいですが。

とにかく、さしあたって都内は「豪雪」です。外出の要のある方はお足もとに気を付けて。オレは事務所内で編集作業です。

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人肉食イベント?:杉並保健所が調査を開始- 毎日jp(毎日新聞)

http://mainichi.jp/select/news/20120602k0000m040102000c.html?google_editors_picks=true

だそうですよ。
なによりもこういうイベントを思いつく人物とイベントに参加しようっていう「約70人の観客」の脳が不可思議なわけですが、その他にもいろいろと奇妙に思える点があります。横溢している、といっても過言ではありません。 

もう少しだけ詳細な記事を見つけたのですが(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120601/dms1206011126014-n1.htm外部リンク)、こちらによると、 

> 主催者の芸術家の男性がライブハウスを借り切った上で、あらかじめ病院で切除したという 
> 自らの性器を持ち込んだ。 

とあります。 
・・・こういうの、病院は「かつての持ち主」に返してくれるもんなんですかね。 
感染症予防etcの観点から、切除した体の部位はそう簡単にくれないと思うのですが。 
昨今ではともすれば「へそのお」もくれなかったりする由。切り取った「男性性器」なんか普通処分しちゃうんじゃないの?てかしなくていいわけ?と、オレは真っ先に思いました。 


もうひとつは、こういう事案を直接取り締まる法律が、どうやら現状では存在しない、ということです。 
現場であるライブハウスのある杉並区では 
> 警察など関係機関と協議しながら断固たる対応を取りたい 
という意向のようですが、管轄である警視庁杉並署は、 

> どの法律に触れるか調べを進めるなか、ライブハウスは飲食店営業の許可を受けていることか 
> ら、飲食店を管轄する杉並保健所に連絡。同保健所は5月18日、「食品衛生法に抵触する 
> 可能性がある」として、ライブハウスの立ち入り調査を行った。 

と、なんだか歯切れが悪いというか、シャッキリしない感じです。 

でもって、その末に、 

> イベントで用いた男性器が、誰がみても性器と分かる状態で客の前に出されていたならば、 
> わいせつ物頒布罪に抵触する可能性がある。性器そのものを売り物にしていれば、形が 
> 分かるように陳列、販売されていたのではないか 

というコメントが出ていますが、これは即ち原型を留めないような調理を施されてたら問題無いということになるわけで、オレとしては「そういう問題じゃなくね?」な気分です。 


さらにもうひとつ。 

> 「芸術家に性別は関係ない」などとして、切除を決意。手術代が予想以上にかさんだことから、 
> 「お金を回収する意味も込めてイベント開催を考えた」と企画の意図を語っていた 

とあるのですが・・・なんだそりゃ、純粋に芸術的な意図での開催じゃねーのかよ、という違和感、これね。 
自分のチ○コ切って、それを他人に食わす様を見せて金を取る、っていう、そんなもんは芸術でも、ショーでも無いです。そこには何の「芸」もないですからね。ただ単にゲスな集金方法である、というだけのことでしかありません。 
(余談ですが、「手術代が予想以上にかさんだ」ってのも、なんだかマヌケな話です。自分じゃいくらくらいだと思ってたんですかね。事後にネギってたりしたら面白いんですが、どうなのかな。) 


古今東西、人肉を食った「事案」というのはままあったりします。 
アミン大統領しかり、「ひかりごけ」事件、しかり。「佐川くんからの手紙」なんてな本で紹介?された事件もありました。 
まぁ枚挙にイトマはありませんが、だいたいいずれも行為者の方に、止むに止まれぬ事情があったり、また真性の狂人であったりなどの事情が背景にあります。 

しかるにこの件には、なんというか、極めてマヌケなゲスっぽさがあるだけなんですよね。止むに止まれぬ事情があったり、また真性の狂人であったり、という、語るべき背景が実に希薄な気がします。行為者が「芸術家」を名乗っているにもかかわらず、です。 
これだから「芸術家」だとか「アーチスト」だとかと、なんの衒いも無く自称できちゃうようなヤツは信用ならねぇんだ!・・・といったらハナシが逸れすぎちゃいますが、とにかく、オレは引いちゃうね。  

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空から”糞便の氷”落下相次ぐ、ドイツでの外出時は上にも注意?

空から”糞便の氷”落下相次ぐ、ドイツでの外出時は上にも注意?
http://www.narinari.com/Nd/20120317484.html
だそうです。

・・・我が国におきましても、昭和40年代くらいまでは新幹線etcの鉄道や旅客機も「タレ流し」だったはずですね。オレ自身が体験したわけじゃないですが、と
にかく走行中の急行列車に近寄ると否応無しにミスト状の「糞便の水」を浴びることになった由。さながらグレート・ムタの毒霧のごとし。

飛行機も同様で、この場合は落下の際に雲散霧消しいてしまうので問題無い、みたいな次第だったように思います。

いくら「雲散霧消」したところで、どこまで行っても糞便は糞便以外のナニモノでもないので、昭和50年代頃になって、乗客の糞便は必ず全てタンク
に貯めるべし、外部に撒き散らすべからず、ってなことに定まったようですが、なにしろある期間において、我が国でもウンコ、オシッコをなんのためらいもな
く撒き散らしてた、ってことには変わりありません。

でもって、その時期にいわゆる乳幼児だったオレなどの世代において、特にそれに起因する症例が頻発してたりといった話も聞かないので、まぁ、なんというか、案外ニンゲンの身体というのは頑丈だったりするんだね!という。

衛生観念というのはその時代ごとに異なるものでありまして、大昔のホームドラマ「ありがとう」シリーズなど観てますと

“今日はお風呂どうする?”

“ああ、昨日入ったから今日はいいよ”

なんて会話が当たり前にありますね。オッサンの会話じゃないよ、20歳代前半の女性という設定の2名の、だったりします。

うら若き女性でも、毎日なんか風呂入らないのが当たり前、だった時代があったってわけですよね。

(関係無いですが確か野坂昭如は物心ついてから石鹸で体を洗ったことが無いとかいう話ですね。必要以上に体の油分を除いてしまうのがよろしくない
のだ、とかいうコダワリでした。なんでそんなことにコダワってんのか意味不明でしたが、反駁する根拠も無いので、ああ、そうなんだぁ、へぇ、というね。)

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難しい問題である。

以下は2011年9月20日11時46分読売新聞からの引用です。

埼玉県警草加署は20日、同県八潮市新町、無職熊田盛容疑者(55)を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で現行犯逮捕した。



 発表によると、熊田容疑者は同日午前2時50分頃、自宅から約250メートル離れた同県草加市稲荷の市道沿いにある民
家の塀の前に、半透明のビニール袋に入れた自分の排せつ物8個(約1キロ・グラム)を投棄した疑い。塀の前には空のドラム缶1本と花のプランター3個が置
かれており、熊田容疑者は調べに対し、「排せつ物を捨てれば、片付けてきれいにすると思った」などと供述している。


 この民家の前では6月から今月1日にかけて、同様の不法投棄が12件あり、警戒にあたっていた同署員が、排せつ物を捨てる熊田容疑者を発見、取り押さえた。

> 自分の排せつ物8個(約1キロ・グラム)を投棄した疑いとあるけども、「排せつ物」、要するにウンコを指しているのだと思うのですが、これの数え方は果たして「個」で良いのでしょうか。

“ウンコが○個”という表現は適切なんだろうか。

「本」とか「切れ」とか、場合によっては「発」とかでもいいんじゃなかろうか。

若しくは、「○回分」でもいんじゃないですかね。ただこの場合、一回の排便における総排出量を平均化する必要がありますね。これは性差や世代差などもあってかなり難しいと思われるので、やっぱダメかもしれない。

そういう意味からも、

> 自分の排せつ物8個(約1キロ・グラム)

とありますが、これは必ずしも「8回トイレに入った分」では無いんですよね。一回で2「個」とか3「個」排出する人もいるでしょうからね。

場合によっては。、、2、3回トイレに入って、やっと1「個」排出、ってこともあろうかと。

以下は余談というかちょっと思い出したのですが、先日、都内某所の某喫茶店チェーン店で、あろうことかフロアにウンコが落とされた、って「事件」があったそうです。そこで働いてる・・・っていうか実際それを片付けた人から聞きました。

レジで金払って”あちらのテーブルで受け取ってください”とかいわれますが、その卓の前に、ひと塊、落ちていた由。

どうして「塊」の形状を保ったまま落とすことが出来たのか、ズボン(スカート)の裾から落としたのか、もしくは外部から持ち込まれたのか、真実は闇の中、だそうです。

(ちなみに、しばし営業を止めて、洗剤やらアルコールやらで死ぬほど掃除処理したそうです。泣きながら。)

さぞかし店内は臭かったろうな、と思うのですが、コーヒーの臭いにごまけて、臭い自体はさほど気にならなかった由。

そういや各種の麻薬を海外から運び込む際、コーヒーの中に紛れ込ませたりするとか聞きます。さしもの麻薬犬のハナもこれにはお手上げ、なんだそうで。ホントかどうか知りませんが。

コーヒーの消臭力はバカにできない、ということになりますね。

ところでこのオッサンは、どうやって「半透明のビニール袋」にウンコ入れたんでしょうか。

シャベルとかで掬ったんでしょうか。もしくは、じかに、でしょうか。どういう形状の袋なのかわかりませんが、じかにそれを行うのは結構難しいですよこれは。ちょっとズレたら悲惨ですよいろいろ。

普通にトイレでしたほうがラクに片付くと思うんだけどな。

あと、オシッコはどうしたんだろうか。別の形でどっかに「不法投棄」したんでしょうか。

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かつて我が身のまわりで本当にあった汚い話など。

「リサイクル食用油」と銘打っておきながら、その原材料は下水道の汚水だった!
年間300万トンが国民の胃袋へ!

なんてなニュースがありました。

・・・もうね、この国は「なんでもあり」なんですね。良きにつけ悪しきにつけ、ね。

歴史の浅い国ってのは得てしてそういう感じだったりするんです。「中国4000年の歴史」とか言ったりするけども、この国の「歴史」は文革でオー
ルリセットされてますからね。時間経過とはバカに出来ないものでありまして、それを根幹として得られるものが、特に国家若しくは民族という単位においては
厳然と存在します。この国にはそういった「積み重ねられたもの」があまりに乏しい、と。

以上、特に根拠はありませんが、なんとなくそんな気がします。すいません。申し訳ありません。

 

 

さて、立ち返って我が国でも、ちょっと前まで・・・まぁここまでいかずとも、こと衛生的に問題のある事柄がかなりありました。

団塊若しくはそれ以上の方々は小学生時代、総じて「DDT」なるものを頭からかけられてたんですよね。ドリフのコントのように白い粉まみれの子供
たちの写真をよく目にしますが、この「DDT」ってのはトンでもない猛毒なんですってね。当時の日本人はそんなことは露知らず、みんなして頭からザンブリ
とかけられてたわけです。無知とは恐ろしい、という話です。

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