東京青年会議所というところに入ってるのでした。

ワタシは今年から、「東京青年会議所」という組織に入れて頂いております。
その東京青年会議所(以下「JC」と略す)には毎月「例会」というものがあります。
やれ京王プラザだとか赤坂プリンスだとか、そういういかにもリッパな会場でもって、日本の再建は如何に!?とか、自立型社会を支える教育改革とは!、とか、そういうテーマで「東京JCの運動の方向性や政策を確認する」場です。
・・・そんなことを書く前に、まず東京JCとは何ぞや?という事を説明しなきゃイカンわけですが、新米ペーペー会員であるワタシなどが説明するのもナンですので、以下、「東京JCの特質」という部分を引用させて頂きます。


青年会議所を他のすべての団体から区別する最大の特質は、会員の“年齢制限制”にあります。
会員はいかなる人種、国籍、性別、職業、宗教であってもかまいませんが、年齢満20歳から(東京の場合は満25歳から)40歳までであることを要し、“品格ある青年”でなければなりません。
したがっていかに長期間にわたり、有能で活動的な会員であっても、満40歳に達したら退会しなければなりません。
この素晴らしい年齢制限制のゆえに、青年会議所は絶対に若さを失わず、常に希望に溢れ、未来に向かった前進を続ける団体として活動することができるのです。
 青年会議所は世襲経営者のサロンクラブではありませんし、単に社会奉仕を行う団体でもありません。
青年会議所は未来を目指し、よりよき明日をめざしてわれわれの住む地域社会・国家・全世界のために、われわれが今日の犠牲を払うことを厭わず、常に進歩への挑戦を行う、理想と具体的総合的な施策をもった青年指導者の運動です。

・・・こういう組織。
で、その具体的な活動は極めて多岐に渡りかつ頻繁なものでありまして、そのうちのレギュラーなひとつが、「例会」というものなわけです。
この9月に行われた東京JC創立55周年記念例会、明日11日には12月例会として一種の納会が行われるのですが、ワタシというか弊社では、これらの会中で上映されるビデオ作品の制作を行いました。
(ここ数日当サイトの更新が滞ってたのは、12月例会用ビデオの制作に忙殺されてたからなのでした)
そんなわけでワタシは、おそらく同期入会の誰よりも、JCのいわゆる役員の方だとか、他地区等の委員会メンバーとお会いする機会が多くありました。
理事長(いわゆる「JCトップ」の人ですな)にインタビューしたり、各理事の皆さんとお会いしたり、等々。
こういう恵まれた会員であるにも関わらず、ワタシはおそらく同期入会のメンバーの中で最も怠惰な、いわゆる(?)スチャラカメンバーだったりするのですが、それはともかく、前線で活動されているメンバーの方々には、共通する特徴があります。
「皆さん、非常に率直である」
ということです。
・・・率直である、素直である、ということは、非常に難しいことだと思うのです。
往々にして我々は、率直、素直であることを恐れたりします。
意見etcに自信が無かったり、発言etcによって発生する責任からの逃げ、だとかで、ごまかしとか「お茶濁し」で日々をやり過ごす、みたいな事が多かったりします。
しかし、東京JCの皆さんとの関わりの中で、こういう雰囲気を感じた事は、現在までにタダの一度もありません。
これは新鮮な経験であり、同時に非常な緊張をワタシにもたらします。
ごまかしとか「お茶濁し」は、ここの皆さんには通用しない・・・!ということで。
理事長へのインタビューでも、頂いたその回答は、そのまま活字化してもなんの違和感も無いような、非常に論理的なものでしたし、理事会だとかの会合に参加すると、皆さんの発言は極めて簡潔且つ的確です。
ワタシの作ったビデオへの「ダメ出し」も、もはやグゥの音も出ないほど的確で論理的なものでした。
ぶっちゃけた話をしちゃうと、JCのメンバーは、例えば世襲だったり、もしくは起業したりなど、その道筋は様々ですが、総じて「会社経営者(陣)」である人が多いです。
ゆえに、皆さん、非常に忙しい方々であるはず。
にもかかわらず、上に引用したような活動に、場合によっては怒られたりなんかしながら参加する。・・・このバイタリティは、いったいナンなんだ!?と思います。
それが、強さ、なんでしょうねきっと。
人間、ダメな人たちの中にいると、自分もダメになっちゃったりするもんです。
ワタシにとって、上記のような皆さんの中に加わるということは、ハッキリ言ってかなりの背伸びだと自覚する次第なのですが、リッパな、強い人たちの中に入るというかもぐりこむことで、ワタシも強くなれれば良し、と、今は思っております。
できるだけ例会や各種委員会等の集まりには参加しよう!!と。
・・・そう思ってはいるのですが、まず明日の例会には参加できない。大阪ロケに行っちゃうので。
そんなこんなで、なかなか参加できずに今年一年過ぎちゃった感じがあるのですが、来年からは出来るだけ参加しよう!!!と、今は思ってます。