ジャニーズのタレントについてなど

先日の話だが、弊社の事務員兼留守番のS女史、突然休暇が欲しい旨言ってきたので理由を問うと、ジャニーズの「嵐」のライブに行く、とのこと。


その当座は、25歳(=S女史の年齢)にもなって嵐でもねーだろ、そんなことで仕事休みやがって、などと思ったりもしたが・・・その後の経緯はメンド臭いから省略するが、紆余曲折あって現在のオレは「嵐」にハマっている。
ハッキリ言うと、オレサマはすっかり嵐のファンである。
来月1日で四十路を迎えるが、このトシの男子で嵐ファンなのはおそらく全国でオレだけだろうと思う。前述したように今週に入ってヒマヒマなので、各種動画サイトでもって「Cの嵐」「Dの嵐」「Gの嵐」etcの動画を日がな1日観て過ごしている。
これらは、いずれも嵐のメンツが出演し、なんだかウダウダ喋ったりロケしたりしている番組である。で、普通にその喋りが面白い。たまにいわゆるお笑いカテのゲストが来たりもしているが、ちょっとしたお笑い芸人よりよっぽど面白い。
また、おそらくは事務所による何らかの規制もあってのことだろうが、くだらないシモネタや内輪受けギャグなども少なく、面白いばかりでなく非常に気持ちが良い。
これだけ喋りがイケてる上に、よく考えたら彼らは歌ったりかなりハイレベルなダンスをキメたり、また映画・ドラマにも出演・主演しちゃったりするわけで、トークしか出来ず、にもかかわらずそのトークもドつまんない、というタレントが殆どであるゲイノー界において、かれらはタレントとしてのレベルもかなり高いと思う。思わざるを得ない。
彼らはいわゆるアイドルというカテゴリーなわけだが、それ以前にというかそれ以上に芸能人として非常に優秀だ、と思う。
 
同様のことは、よく考えたら嵐だけの話ではなく、ジャニーズ事務所所属タレント全てに言えるのかもしれない。
彼らは総じて、テレビ的に上手に喋れ、ある程度のレベルで唄え・踊れ、ライブでは確実に客を沸かせ、映画・ドラマ出演時にはとりあえずみっともなくないレベルでその役を演じることができる。
ジャニタレなどと言って蔑む声も聞くが、いやいや彼らは優秀ですよ、と。
そういや拓郎も“尊敬する人:KinKi Kidsの2人”と言ってた。
 
こういう優秀なタレントを多く排出させるこの事務所は、ジャニー喜田川とかいうオッサンというかジィサン及びその兄弟?がありていに言って仕切っているらしいが、このジィサンetc、よく知らないが慧眼だなぁと思う。
聞けばこのジィサンは芸能・興行界一筋数十年、過去には辛酸を舐めた時期もある人のようで、そういう人だからこそ、というところもあろうかと思う。
 
このジャニーズ事務所及びここ所属のタレントが妙な色眼鏡で見られ、場合によっては蔑まれたりする理由のひとつに例のセクハラ問題があったりするんだと思うのだが、この手のことは芸能界という特殊な世界では特に珍しくも無いので、そんなことでトンジャクしてはいけない。
○○○やられたり、○○○を強制されたり、果ては○○○○○○で○○○されたりする事務所だってあるんだからね。