モノを食うということについて。

オレは昨日なぜか無性にトンカツが食いたくなった。
しかし目下我が愛車は故障中でディーラーに在る。
アシが無いのでトンカツ屋に行くのがメンド臭い。
っていうか外食してるヒマが無い。
そんなわけで、この際自分で作ろうってんで近所のコンビニに出向いて油を買い、冷凍庫のブタ肉でもって生まれて初めてトンカツを自作して食った。
自作料理ってのは無条件で美味い。
このトンカツも、他人がどう思うか知らないが少なくともオレには非常に美味であった。
油もパン粉も大量に買ってしまったので、今日も3食自作トンカツ。
美味いものは何度食っても美味い。
で、今、遅い夜メシを食い終わって、フト見つけたこの記事。
<花王>エコナ出荷停止 成分が発がん性へ変化可能性指摘で
え?マジで?と思って、昨日買った油をみたら、はい、エコナでした。
どうしよう、ホントに大量に買っちゃったんだよなぁ。


記事によると、
> 商品に含まれる「グリシドール脂肪酸エステル」という物質が発がん性物質に変化する
> 可能性があるため。
との由。
・・・そうか、「可能性がある」ってだけの話なんだな。
なにしろもう都合5食ほどトンカツを揚げて食ってしまったので、この部分に賭けたいと思う。
ところで、全ての食材・・・「全て」と言ってしまって差し支えないと思うのだが・・・には、やれ臭いだとか腐りやすいだとか見栄えがしないだとかいう事で、なんやらわけのわからん「薬剤」が色々「混入」されている由。
関西だったかの某コンビニでは、養豚業者がエサ代削減のために近所のコンビニの廃棄弁当を縷々貰い受け飼料にしていたところ、半年後に生まれた子ブタさんらが総じて奇形ブタだった、なんてなことがあったらしい。
いかにもな「都市伝説」だなぁ、なんて思ってたら、ちゃんとしたソースのある話でビックリした記憶がある。
4コマのサザエさんでありましたなぁ。
サザエさんがお呼ばれした先で、“今日はご馳走をそろえたわよ!”なんていわれて、出てきたのがカビのはえたパンだとかチーズで、それを皆が“まぁ!防腐剤無しなのね!素晴らしいご馳走だわ!”とかいって喜んで食う、という。
オレは何を隠そう4コマのサザエさんフリークであるのだが(http://www.ageof80s.com/mt/archives/000043.html参照の事)、このマンガにはしばしば・・・ホントに頻繁にこの手のえもいわれぬブラックな、皮肉たっぷりなネタが出てくる。
閑話休題。
要するになにが言いたいかというとですね、現代に生きる我々は、もしかしたら今回のような報道にいちいち反応してられるような状況に無いのかもしいれませんよ、と。
「可能性がある」とか言ったら、もしかしたらキリが無いかもしれない。
ブタさんがその成育家庭でどれほどの抗生物質を食わされてるか、とか、なんでソ-スとかマーガリンは常温で長いこと放っておいてもなかなか腐らないんだろう、とか、そういうことで。

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